1mm.

わたしのこころの 真空パック

月が綺麗ですね

ここを始めてからもう、1年と1ヶ月ほどが経っていた

 

早いのか、遅いのか。

 

当時大事だったあの人や、そのあとこの人生のこの時点において一番大切になる人なんかとも疎遠になってしまったりして

 

めまぐるしい

 

好きも嫌いもわからないくらい、めまぐるしい

 

時に引きずられながら必死に足を動かすけど、少しくらい休みたい気持ちにもなる。

 

明日は卒業式だ

 

かの有名な夏目漱石は「 I love you 」を「月が綺麗ですね」と訳したそうだけど、わたしが言い換えるならどうなるかな、と考えていた

 

私は愛とか恋とかを直接言葉にしていない歌が好きだ。

 

私の一番素敵だと思う「I love you」は

米津玄師さんのアイネクライネの

「あなたの名前を呼んでいいかな。」

なのだけど、ほかの詩でも彼はとても上手に愛を歌う

 

眼福では「あなたのある未来が ただこの目に映るくらいでいい」と歌い、

 

メランコリーキッチンでは「この部屋に立ち込めた救えない憂鬱を 美味しそうによく噛んであなたは飲み込んだ。それにどれだけ救われたことか」と歌っている

 

私がもし、あの人に何か言葉をかけるならどうなるんだろう。

 

人生で一番長く恋をしていた人には

あなたの心臓になりたいと思った。

と伝えたことがあったけれど

 

今の私なら

 

きっと、

どんな些細なものでもいいから毎日あなたの側に幸せがありますように。

とか言っちゃうのかな

 

心臓になりたかったのは独占欲とかそんなものも全て込みで、心臓になればそのあと彼が誰と愛し合ったとしても私のさじ加減で彼を殺してしまえるわけで、それが唯一優越感に浸れる方法である気がしていたから

 

でも、今は本当に本当の意味での愛ってものを知れた気がしている。

 

私がいない世界でも、誰かがもしあなたの隣で息を引き取った日でも、あなたが絶望しなくていいほどの幸せに包まれていてくれればいいと思う

 

 

今の私の I love you は多分、そんな形だ。

 

 

いろんなことをたくさん描きすぎた気がする。

 

そろそろ寝なくちゃいけないのにな

 

いつものぞいてくれる人、たまたま覗いてくれた人、本当にありがとう

 

私の心のカケラをきょうもここに置くね。

 

おやすみなさい

 

 

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私を葬る時の話。

昔このブログはカスミソウという名前だった。

 

わたしのことをよく知る人や

わたしを見ている人たちが

よくプレゼントにカスミソウのドライフラワーをくれる。

 

貴女にはカスミソウが一番似合う

そんなことを言ってくれる

 

私は死んだら

漆黒のフレアワンピースを着て

もしくは、純白のレースのドレスを着て

カスミソウの中に眠りたい

 

それから、一輪だけ白い百合を持たせてほしい

 

できるだけ儚くて柔らかく葬ってほしい

 

お墓はいらないから桜の樹木葬がいいなぁ。

でも、大切な人には私のお骨をダイヤにして、指輪として身につけててほしい。

 

終わりまでもあの子らしいって言われたいよ

 

求めてた私の日々の形は、死ぬ時に完結させたいし、一種この人生は作品のようなものとして残したいんだよ

 

だって、葬儀なんてする文化がある

こんな人になり損なった私が

何かを残すことができるなら

 

忘れられないお葬式にしたい

 

最後の最後まで私は"わたし"でいたい

 

なんでもないよ

 

雨の匂いと、遠くの記憶と

眠気と、あぁそうだって思い立って

綴っておくことにしただけ。

 

最近は昼中に眠る

夜と喋って仲良くしてる

 

でも今日は夜の中で眠れそう

 

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親愛なる誰かへ

私の一番大切な曲は、二人だけの曲になった。

誰にも踏み込まれないものになった。

 

アイネクライネの男の子は君にそっくり

女の子の方は私であればいいと思っていた。

 

viviの二番の歌詞、初めてとても共感したよ。

 

君の中で永遠になれたらどんなにいいだろう。

生まれてきた意味があればいいな。

 

ただ、私は相当愛されていること

あなたと、私の周りの人が教えてくれた

 

手放した分だけ入ってきた。

もう少し抱えられる苦しみと幸せのキャパシティを広げたいところだね。

 

それには自分を愛して、私のために幸せを願えるようになるのが第一歩かなぁ。

 

 

 

 

あなたの抱える憂が  その身に浸る苦痛が
雨にしな垂れては  流れ落ちますように

 

という気持ちでいっぱいです

 

どうかあなたが苦しみませんように

 

どうか幸せでありますように

 

未来も、あなたの幸せの理由にほんの少しだけでもなれたらいいな、と心底思っています

 

 

私は幸せの道を一つ掴んだから心配しないでね

 

君が気にしちゃう内は

本気で憂いてるところは見せたくないし

 ちゃんと一人で消化するから、

 

苦しみが小さくなった頃にまた少し頼らせてください。

 

世界で一番幸せな時間と

今までで一番たくさんの愛を

与えてくれたあなたへの

 

大事な想いをこっそりここに置いておきます。

 

 

愛を込めて。

 

 

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明けましたが、

2018年になってしまった。

私はなんにもしてないのに

時だけは進んでいって

痛みはどんどん薄れていって

今ではあの子が居たのかすらもわからなくなった

 

いつかのあの恋はあっけなく君に殺されたし

初めてのあの日だって亡くなった愛に縋りついてただただ虚しいだけだった

 

でも、それらも私なんだよなぁ

これからも私を積み上げるんだなぁ

 

何でもないけど、色々思ったりして。

 

今の大切だっていつ死ぬのかわかんないけどさ

寂しくて怖くなって縋って

 

私が死ぬまでさよならなんてしないでなんて

 

そんな馬鹿なおねがいして

 

叶わなかった時にちゃんと

やさしい嘘だったなって思えるかしら

 

また、嘘になるなら言葉にしないでなんて

思っちゃうのかな

 


だからもし、さよならがきたらその時は
この恋と今の私のために
喪に服して
カスミソウでも手向けよう

 

 

そんなこと思ったAM4:30

 

もう寝るのよ

 

いつも通り、こんな感じで

今年もよろしく

 

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あの日と私

あの日の私はきっと

私であり私でない。そう思ったのは

たまたま小学生の頃の同級生と会ったから。

 

私は見事に生まれ変わりに成功したらしい。

それも自力で。

 

訳の分からないことをまた言い出したなって

聞き流してくれていいよ。

 

でも、あの日の私は今の私と似ても似つかないのは事実だから、いいの。

 

弱くて優しくて、そしてなにより、今以上に自分卑下してた頃が懐かしいね。

 

私が強くなれた理由は

カメラと失恋とダイエットだろうな、

 

一つだけ自身を持てるものを手にして

一人だけ忘れられたくない人ができて

一日ずつ私は綺麗になった

 

世間の綺麗がもっと上だとしても

私が私史上一番綺麗なのが今日であるように、必死で磨いてきた容姿は

 

やっと自分が生きていける程になってくれた

 

ただ息をするのと同じように

ただただ生きていける程度の容姿。

 

それでも私にとったら宝物。

 

だって、あんなに醜くてブサイクで毎日泣いていた、あんな私が

今日の私を見たらきっと信じられないもの。

 

その子は私に

「きっと小学生の頃しか知らない人が今のあなたを見ても、分からないね。変わったね。可愛くなったね。」

って言ってくれた。

 

誇らしい気持ちしかしなかった

 

あぁ、私はやっと人並みの顔を手に入れたんだ

人並みのカワイイを手に入れたんだって

 

だからこそ、わたしは未来の私に期待をしているし、あの日の私に胸を張って、安心して生きろって言える。

 

 

成功は人を強くするし

傷ついた分だけ成功した時のレベルアップは大きいのだなぁと私は誰よりも知っているから。

 

んー、、、なんか。

かっこよくまとめようと思ったのだけど

私らしくなくて困るわね

 

まぁ、もうすぐ出会うわたしの僧侶様には

世界で一番可愛いって一生思わせ続けたいって思うからね

 

私はまだまだ自分のために沢山頑張らなきゃいけないですね。

 

 

また、こんな時間なので

今日もそろそろ眠ります

 

 

ふわっと読んでくれていいのよ

愛しい全てに、おやすみなさい。f:id:m_21g:20170720052438j:image

 

通学中

バスの中で

いつも決まったプレイリストを聴きながら

ぼーっと揺られている

 

今日は遅刻だ

 

さいきんはちゃんと行けてたのになぁ

 

隣のクラスのあの子のおかげかな。

雰囲気が好きでいつも見惚れてる

 

会いたくて、学校に行けるんだから

それはとてもいい事なんだろうね

 

マシュマロみたいな好きで

優しくて柔らかくてふわっとしてて

淡くて甘くて幸せな好きで。

 

いつもの好きは重くて苦くて飲み見込みにくい、そんなガトーショコラみたいな好きなのになぁ。

 

これぞ恋みたいな。

愛に変わる前ならこんなに楽しいんだって思ってしまったよね。

 

私はいつだって行き過ぎる

重すぎる

 

困ってしまう。

 

進めなくなってしまう。

 

苦しめたくはないでしょう

 

んー、難しいわね。

 

 

 

ちょっと私らしくないこと言ってみたかっただけよ。もうバス停につくので今日はこのへんで。f:id:m_21g:20170615142608p:image

アイネクライネ No.2

まだまだ、どうしても語り足りなくて

またもやこんな記事をつらつらと書き始めてしまった

 

 

読めば読むほど聴けば聴くほど

やっとわかった時の感動が大きい

脳天をぶん殴られたような、

嫉妬するほどに美しい。

彼の才能はこの曲を聴けば痛いほどわかるね。

 

一番は前回あれだけ書いたので

今回は二番への愛を。

 

 

" お願い いつまでもいつまでも

超えられない夜を

越えようと手を繋ぐ

この日々が続きますように "

 

越えられない夜が続く ということは、

朝が来ない  ということなのだと思うの。

 

暗い夜の闇さえも君と手を繋いで居られたら

最高潮の幸せなのだから

朝なんて望みもしないと。

つまり、これ以上の幸せは要らないのだと。

君だけでいい、と。

 

" 閉じたまぶたさえ鮮やかに
彩るために
そのために何が出来るかな
あなたの名前を呼んでいいかな "

 

この、" あなたの名前を呼んでいいかな " という歌詞がね。

私は、この世界のどんな愛の言葉より

自分の名前を愛しそうに呼ばれる事が

何よりの愛してるだと思っていて、

それをこの曲はまるっと代弁してくれたように思う。

 

眠りなのか、死なのかわからないけれども
目を瞑ったその世界までも彩ってくれるように

愛していてもいいですか?

という意味だと思うの。

 

一番の歌詞の  " 私の名前を呼んでくれた " は

こんな不甲斐ない私を愛してくれた。

 

二番の歌詞は

どんな貴方でも愛していたい。

 

という意味だと思うの。

 

とても自己否定が強い "あたし" の

それでも唯一自分を肯定できる愛の歌

 

否定がこんなに多いのは、米津玄師さんの考え方のせいでしょう。

彼はいつも自分のことを卑屈というけど、こんなにポジティブなネガティブがあるのかと思う

 

逆に説得力のある、肯定のための否定。

 

この曲には様々な解釈があって、

きっと正解はないのだろうけれど。

 

" 生まれてきたその瞬間にあたし

消えてしまいたいって泣き喚いたんだ "

 

という歌詞に何度共感し何度泣いたことかと思う。

私はこんな世の中に、"こんな"人生に生まれてしまったことを悔いたのか、という程に泣く子供だった。

ずっと外に出たくなかった。

そのせいで、母は丸1日陣痛に耐えてくれたそうだ。

 

その、"こんな" に当てはまる所を

障害、不治の病とする解釈もある

 

でも、みんなどうしょうもなく不甲斐ない何かを背負っているはずなのだから、だれしも人生における障害を持って生まれてくることに変わりはないのではないか。

 

 

だから、愛しくて切ないのだ

訳の分からない世界線での

知らない感情の曲なら

私はこんなに大切にできなかっただろう

こんなに素敵な音が鳴っていても、

きっと聴く耳も持てなかっただろう

 

裏返しの言葉はこんなにも素直な

真っ直ぐな

とても大きい君という存在を歌っているのだから

 

私はここまで語ってもなお、この曲を言い表すぴったりの言葉がわからない

 

何よりも大切で

愛しくて

切なくて

暖かいこの曲は

 

どう言ったって軽率な表現になってしまいそうで、言葉にすることが出来ない。

 

それはきっと、この曲のテーマなんだろうね

 

この曲には愛も好きも出てこないのに

こんなにも愛してるって全部から伝わるのだから。

 

だから、出会えたこと、ここまでの思い入れができたこと。その全て。

 

" 奇跡で溢れて足りない "   です。

 

そんなところで今日は締めようかしらね。

 

読んでくれてありがとう。

愛しい全てに敬意と感謝を込めて。

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