カスミソウ

nonfiction

あの日と私

あの日の私はきっと 私であり私でない。そう思ったのは たまたま小学生の頃の同級生と会ったから。 私は見事に生まれ変わりに成功したらしい。 それも自力で。 訳の分からないことをまた言い出したなって 聞き流してくれていいよ。 でも、あの日の私は今の私…

通学中

バスの中で いつも決まったプレイリストを聴きながら ぼーっと揺られている 今日は遅刻だ さいきんはちゃんと行けてたのになぁ 隣のクラスのあの子のおかげかな。 雰囲気が好きでいつも見惚れてる 会いたくて、学校に行けるんだから それはとてもいい事なん…

アイネクライネ No.2

まだまだ、どうしても語り足りなくて またもやこんな記事をつらつらと書き始めてしまった 読めば読むほど聴けば聴くほど やっとわかった時の感動が大きい 脳天をぶん殴られたような、 嫉妬するほどに美しい。 彼は才能はこの曲を聴けば痛いほどわかるね。 一…

ショート

誕生日に、髪を切ってから。 さらに短くしてきた。 つい先一昨日のお話。 思った以上に色々なところから好評を頂けた 色褪せて、染み付いたアイデンティティにサヨナラをした。 だからって私は何も変わってないけど。 髪を切っただけでこんなに、印象がかわ…

アイネクライネ

直訳すると、とある小さな、という意味がある。 ただ 貴方がいて。私がいる。たったそれだけ。 そんなとても小さな些細なことが、愛しくて愛しくて堪らない、といった歌。 私はこれほど美しいラブソングを他に知らない 。 これほど愛しくて愛しくて切ない ラ…

輪郭のない歌

私の中には3人の 神様のようなアーティストがいる 今日はそのうちのひとりのお話 柔らかな春の日差しの様な ふわりと香る夢のような 輪郭のない歌を描く人 どこを探してもこんなに優しい歌を書く人はいない。 あとの二人と比べても少し違う とにかくパステル…

決死

髪を切っただけじゃ私は私のまんまだった。 存外世界は狭いのかもしれないし、命なんて実質三秒で消えるのに体感三億年だから嫌になるよね。 手首を切ったって私は私だし あの日の私は今の私とは似ても似つかなくて細胞だって全部入れ替わっているのに 私で…

夜が朝に溶ける時間

いつも寝ようと思って寝られなくて この時間になるのよね、 困ったものだ。 明け方の薄暗くてツンと澄んだ空気が大好きで ゆらゆらと考え事をしていた 浮かんでは消えるシャボンみたいに ぷかぷかふわふわ 思考が空へ昇っていく 暖かい未来の事を想像したり …

サンタマリア

今日はずっと私の中にいる、一人の大切な傷のお話。 前からしてるけどね。 私にとって一番苦しい曲 一番愛しかった色 あの人の匂いしかしない曲 彼の歌い方、吐息、伏せた目。 涙が出るほど美しかったこと、 私しか知らない彼は この曲に刻まれている気がし…

17歳。

今日で終わるね。 17歳。 何度も死んで、何度も生まれた。 生きていた。 そりゃもう全力で。 僕が僕であるように。 僕を見失わないように。 必死で生きていた。 大人と子供の狭間で、大人になるってことが怖くて子供に縋っていた。 歳なんて若ければ若いほど…

あたりまえの、

色がある 光がある 影がある 温度がある ずっと見てきた当たり前たち でも明日突然色が消えるかもしれないし、もっと様々な色が見えるようになるかもしれない。 なんてことをちょっと考えたりしてた。 まだ暗いけどもう朝。 湯船に沈みながら考えている。 6…

幸せすぎて死にたくなったこと。

あの人と隣にいた頃の話。 後にも先にも、あんなに幸せだった頃は私の日々の中に存在しない。 今でこそ、もう好きじゃないなんて言えるけど、ずーっと、そりゃもうずーっと好きだった。愛してた。 なぜ今でも度々あの人の話ばかりしてしまうんだろうな。 き…

ブランデーとチョコレート

柔らかいアルコールの香りと 甘い香りにふわっと混じるカカオのきりっとした香り。 今年もそんな時期になったなぁ、と痛感。 家に帰ると、妹がトリュフを作ってた。 ぞっとするほど手間がかかるのにな。 その分市販のチョコレートよりもずっと美味しいし、私…

詩を、歌う。

今日気づいたこと。 私が今まで付き合った人や好きになった人のほとんどは歌が上手かった。 歌うのが好きな人だった。 心の中を表現したい人だった。 だから惹かれたし、だから撮りたかった。 どうしても残しておきたかった。 前も書いたけれど、私は歌にな…

歌が見える日。

寒すぎる日は 誰かの体温の記憶ばかりで とても寂しい気持ちになったりする 寒いっていちいち理由をつけてくっついて 手を握ったりして あの人のか自分のか もはや わからない 心臓の音が煩くて 吐息に交えた愛してるも 冷えきった手も 苦いキスも 全部全部…

あのひと。

今日はとても久しぶりに 弾き語りらしいライブをみてきた 柔らかく音が広がってゆくのが やっぱり私は好きだ 不思議なもので 全くあの人と関係のない曲を聞いているのに あの人のことを思い出す 歌詞の所々にあの人がいた 見え隠れしてた 私はたしか、あの人…

掴めない。

心がもやもやする 哀しくて苦しいのに誰にも会いたくない どこにも行きたくない たすけてくれ。 そんなのよくあるよね。 でも虚しすぎて消えそうだぁ。 声が出ないのと、 美味しくご飯が食べられないのと 身体がだるいのは 比例してるのかな なんてゆらり ぐ…

なまえのない、

今日もいつものように あの子とふたりで いつもの道を帰ってきた 最近出会えた私の新しい大切な話を あたかも昨日まで語ってきた理想のように 話したりなんかして。 私のことを親友よりも家族よりも知っている よくわかんない関係 それがいいんだ わたしとあ…

はじめまして。

今日の私を誰かに、そして私に 知らしめるために 言葉を置いておく場所を作ってみた どうしていいかもわからないけど ここに、小さく吐き溜めて行こうと そう思ったりした。 あの人の話。 あの歌の話。 私の話。 あの子の話。 些細なことだけど、私にとって…