今日もいつものように
あの子とふたりで
いつもの道を帰ってきた
最近出会えた私の新しい大切な話を
あたかも昨日まで語ってきた理想のように
話したりなんかして。
私のことを親友よりも家族よりも知っている
よくわかんない関係
それがいいんだ
わたしとあなた、以外の名前をつけるのは
あまりにも野暮だと思うから。
それこそ、あの人にも
同じことを告げたのだけれど。
私は名前がついた関係が苦手
その名前が足枷になる日がいつか来る気がして
怖くなる。
なんて。
言ってる間に
朝が無言で私の隣に来ていたよ。
会いに来るのが早すぎるよ。
私まだ微睡んでいたいのよ。
おはようせかい、わたしはおやすみ。
すこしだけ眠らせて。