1mm.

わたしのこころの 真空パック

無題

女は月に一度鎧を脱がなくてはいけないのだ

昨日の夢で私が囁いた

そうだなぁ、今の私は剥き出しだね

嫌いな私だよね

 

"儚くて消えてしまいそうな私"でいるための

"美しかった記憶全てで塗り固めた鎧"

 

これを着ている時だけは涙も憎悪もなくなるのに。

 

お酒を飲むと時々顔を見せる

いちばん嫌いな私とずっとそばにいなくちゃならない

 

もっと柔らかに笑いたい

もっと優しくしたい

未来なんて怖い

 

えいえんを、えいえんにくりかえしたい

 

お昼のハンバーグと

緑茶ハイと

となりのぬくもりと

優しい映画

 

えいえんに、えいえんをくりかえしたい

 

やさしいひびをいきて

やさしいひとになりたい