1mm.

わたしのこころの 真空パック

19歳の私へ

20歳までに死のうと思っていた

16歳も17歳も沢山さよならしてきた

18歳にもさよならした

 

私は19歳に何を残せたのだろうか

 

去年は人生で1番大切な人ができて

その人とさようならをした

それから、大学に受かった

 

今年は何ができたんだろうか

18祭でRADを目の前に作品とひとつになれたことと、それからiTunesで配信された曲のジャケット写真に私が撮ったものを使っていただけたことくらいかな。

 

10代で死ぬつもりだったのよ。

でも、こんなに大切な美しいアルバムを

ここで捨てたくなくなってしまったな。

 

苦しくて悲しくて美しくて切なくて

愛おしかった

 

どんな物語より壮絶で苦しくて

死ねてしまうくらい絶望していたのに

 

それも全て美しかった

 

 

ごめんね、私。

 

思ったような大人にはなれそうにない。

 

でも、思ったよりずっと愛おしい日々を生きているよ。

 

ねぇ 早く終わりにしたかったけど

この焦燥感も子供で居られなくなることへの不安も大人になれる開放感も全部の感情を抱きしめて生きていこうと思うんだ

 

私を愛せる私になれるように

これからも努力しようね。

 

 

愛してるよ19歳。

ありがとう10代。

 

もう戻れないけどきっと

10代の私は永遠だ

 

生涯できっと一番大切にできる日々だと思う

苦しかった分とても思い入れがある。

痛かったあの傷跡は今では私の模様になった。

 

ずっと、ずっと、

なりたい私に焦がれて生きていこうね。

 

未練や苦しみや恨みは全部全部

ここに置いていくね。

 

 

 

愛しい私へ

愛をこめて。

 

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